Sさんのお悩み 「使い分けがわからない!」
「アイ・メールにはステップメール機能は付いていますか?」
「独自配信を始めるなら、ステップメールも始めた方が良いですよね?」
「御社ではメルマガ(一斉配信)とステップメールをどう使い分けていますか?」
これらステップメールに関する質問ですが、お問い合わせをいただく中で意外と多いものです。おそらく、無料配信スタンドからのメルマガ配信が定着、または顧客リストを持って、ニュースレターのようなメールを手動で送っていた発行者さんが
- リスト管理をしながら、もっと売り上げアップにつながるメルマガを出したい。
- そのためには次に何をしたらいいのだろう?
と情報を探していたとき、独自配信とステップメールこの2つを知ったのでしょう。両方のメリットに惹かれ、2つとも試してみたくなったのだと思います。
そこで、無料スタンドでメルマガを配信しているSさんのお悩みを聞きながら、今後どのように配信システムを導入すべきなのか、独自配信とステップメールの活用法を解説していきましょう。
Sさんのお悩み
現在、無料スタンドを使ってメルマガの配信をしています。
今後、独自配信に切り替えようと思い、アイ・メールを検討しているのですが、ちょっと迷っています。これから私がやろうと思っているメルマガはこのようなことです。
- 週刊のメルマガ発行
- ステップメールで最低限の知識5つのポイントを提供
- セミナーの告知・出版のお知らせなどの号外発行
- 無料レポートをダウンロードしてくれた方のフォロー
- 商品販売後のフォロー
- セミナー後のフォロー
これらをスムーズに行えるメール配信システムを探しています。一斉配信のメルマガが主なのですが、ステップメールも使えるといいですよね?
回答
Sさんが考えているものが幅広いので、一旦整理して考えてみましょう。
「ステップメールで最低限の知識5つのポイントを提供」とありますが、いきなりメルマガを購読しはじめた人はレベルが高すぎると感じることもあるでしょう。また、継続して購読しているからこそ分かるような内容を送ることもあります。そのため、1号目を受けとったタイミングが悪いとそのまま解約になってしまう可能性があります。
Sさんの場合は、「ステップメールで最低限の知識5つのポイントを提供」してから、「週刊のメルマガ発行」をするのがよいでしょう。これであれば先ほどのような問題を回避できます。
同時に「無料レポートをダウンロードしてくれた方のフォロー」も「週刊のメルマガ発行」でできますので、こちらの方々にも「5つのポイントを提供」を送るべきでしょう。そして、通常のメルマガを送る中で「セミナーの告知・出版のお知らせなどの号外発行」を送り、商品・サービスの販売促進をおこなって下さい。
- 商品販売後のフォロー
- セミナー後のフォロー
この2つについてはアイ・メールを利用せずに、1通1通メールを送った方が良いでしょう。もちろん、アイメールでも商品購入者・セミナー参加者などのフラグを立てていき、セグメント配信をすることも可能ですが、運用の手間を考えるとオススメできません。配信通数が数十件までなら手動で対応してもよいでしょう。件数がもっと多い場合は、エクセル等でデータを管理しCSVをアップロードして送れるソフトやASPを利用しても良いでしょう。
(回答としてはここまで)
メルマガとステップメール
メルマガ | 常に最新号を配信。 即時性のある情報を届けたい時
弊社の事例 メルマガ「平野友明の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」 日々感じたことや最新情報を配信しています。 (アイ・メールのシステムを利用) |
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ステップメール | 1号から順に配信。 まとまった知識を1から届けたい場合に有効。メールセミナーとして活用されることが多い。 弊社の事例 7日間無料メールセミナー「 ビジネスメールが7日間で上達する無料メールセミナー 」 ステップメールで、メルマガのノウハウを提供。お客様に知ってもらいたい情報を、1号から順にお届けしています。 |
ステップメールとメルマガを同時に始めたほうがいい理由
メルマガ発行者の多くが次のような図式に陥っている!
メルマガを出しているが、ステップメールも気になる
↓
独自配信に加え、ステップメールも契約
↓
一斉配信とステップメールを併用
しかし、手間がかかるので次第にステップメールがおろそかに
↓
結局、一斉配信だけに絞る
あなたのビジネスにぴったりな配信の設計は?
ビジネスの仕組みの中にどうやってメルマガを取り入れるか。設計が重要です。
一番オススメな配信方法は、ステップメールと一斉配信が一体型になったものの利用です。2つのシステムを契約するとそれぞれに設定費、設定・メンテナンスの手間がかかります。だからこそ、1契約で済むものを探した方が良いでしょう。まずはステップメールであなたのビジネススタンス、体系的な知識の提供を行ってください。知識の地ならしができた段階で、一斉配信のメルマガを送ると、それだけで反応が高まると予測できます。 この配信方法であれば、アイ・メール1契約で可能です。
世の中には高度なシステムが多いですが、「高度=成果が高い」とは言い切れません。簡単そうに見えるシステムでも、使いこなすのに時間がかかります。結局、活用できないまま解約。そんなケースも多いです。
余計なコストは削減。使いこなすまでの時間も減らしましょう。大事なのは、自分が実現したい目的を明確にし、それに対応するシステムを探すことが重要です。