送信したメールが受信側で「なりすましメール」と誤判定されることによる不達を防ぐ機能です。
アイ・メールでは、10,000プラン以上にDKIM署名を適用しています。
DKIM署名とは
DKIM (DomainKeys Identified Mail) とは、正しい発行元メールサーバから送信された、改ざんされていないメールであると証明する電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。
設定されていることにより送信メールの信頼度が上がり、受信側で迷惑メール扱いされにくくなるという利点があります。
DKIMの仕組み
送信者
あらかじめ、送信者ドメインのDNSに公開鍵を登録しておきます。メールを送信する際に、メール本文と一部のヘッダを元にしたDKIMの電子署名をメールヘッダに付与します。
受信者
受信したメールにDKIMの電子署名があれば、送信者ドメインのDNSから公開鍵を取得します。取得した公開鍵を使って電子署名が正しいか検証します。
DKIMの種類
署名には、第三者署名と作成者署名の2種類の署名方法があります。
第三者署名
どのドメイン名のメールサーバから送信されたメールであるかを受信側で確認できます。ブラストメールではデフォルトで設定されておりますので、お客様側での作業は不要です。
作成者署名
どのメール作成者ドメインから送信されたメールであるかを受信側で確認できます。
※別途DNSサーバへの設定が必要となります。
DKIMの確認
① アイ・メール管理画面にログイン
② メニュータブの「設定」 > 「送信元アドレス」をクリック
③ 「 DKIM ステータス」の項目が現在各アドレスに設定されている設定です。
※ 送信元アドレスを一件以上登録しないと表示されません 。
ステータスについて
・第三者署名
送信元アドレスを、第三者署名で設定します。
デフォルトではこちらが選択されています。
・作成者署名
送信元アドレスを、作成者署名で設定します。
「作成者署名」をご希望の方は、アカウント発行時にお送りするメールから、DKIM設定に関する資料(PDF)をダウンロードすることができます。
その資料にある「 DKIM設定:作成者署名」の設定手順をご覧ください。